WZB
弊社はネジのメッキの際に表面に発生するひげ状の結晶(亜鉛ウィスカ)の抑制を行っております。
WZBとは、弊社で開発したメッキ液を使用し、通常の亜鉛メッキ工程とは違う、
弊社独自で開発された工程技術により処理した商品です。
一般的なウィスカの長さは200ミクロンと言われておりますが、
カーメーカー数社の求める基準をクリアしており、よりゼロに近づけるというものであるが、
弊社はウィスカゼロを可能にしています。
- 管理
- 弊社管理基準マニュアルにて管理。
- コスト
- ウィスカ専用のラインになるため、通常のラインより少しコストが上がるが、三価黒と同程度。
- 外観
- 通常よりも光沢が抑えられたマットな光沢になる。
- 実績
- 弊社のウィスカ対策メッキWZB生産にあたり、2013年より試作機を導入し、4年間のテスト実験を行い、以降4年間流動品約120tの生産実績があります。
カーメーカー数社と㈱ゲンショウの合同試験(2019年10月~2020年1月の期間(2280h)のサイクル試験)において、ウィスカが発生しなかったことのエビデンスの裏付けをした結果、承認を得ております。
その後、最終試験としてカーメーカー数社の試験(2021年2~7月の期間(4000h)のサイクル試験)においてでも、ウィスカが発生しなかったことのエビデンスの裏付けをした結果、カーメーカー数社より承認を得ております。
また、サイクル試験を定期的に実施し、マイクロスコープ(x400)で目視確認し、ウィスカ発生有無を確認しています。
カーメーカー数社の多種にわたる性能試験にもすべて満足のいく結果で承諾を得ております。
詳細は直接お問い合わせください。
